Core Web Vitals 向けに動画を最適化する場合は、<video>
タグに width
属性と height
属性を設定してください。状況によっては、poster
属性を使用することもできます。
width
属性とheight
属性: レイアウト シフトを防ぐには、<video>
タグにwidth
属性とheight
属性を設定します。これにより、ブラウザは動画のダウンロードを待つことなく、動画のサイズを判断し、適切な容量を確保できます。poster
属性(省略可):poster
属性は、動画のダウンロード中に表示される画像を指定します。動画が LCP 要素の場合、LCP は動画全体が読み込まれるタイミングではなく、ポスター画像がレンダリングされた時間によって決定されます。この属性が指定されていない場合、ブラウザは、動画の最初のフレームが利用可能になるまで待機してから、これをポスター画像として使用します。現在、poster
属性のない動画は、Largest Contentful Paint とはみなされません。
この例では、CSS を使用して、コンテナに合わせて動画のサイズを変更します。これはウェブに関する指標には影響しませんが、便利な手法です。
HTML
<video controls width="960" height="540" poster="flower-960-poster.png">
<source src="flower-960.mp4" type="video/mp4">
</video>
CSS
video {
max-width: 100%;
height: auto;
}